2015/01/30

スーツケースの荷ほどきをする(2)




~神が置かれた場所で、腰をすえる~






ジル・ブリスコー






何年も前のことですが、私たちは困難な地で奉仕を始めた宣教師を訪ねました。
彼らは4年間の予定でそこに派遣されていました。
それはまさに「大変なポスト」と言える場所で、私は到着した時に
「主よ、私ではなく彼らをここに派遣してくださったことに、感謝します」と心で言いました。

特に、若い家族にとってはこの困難の多い場所になじむことは非常に難しいのではないかと思われました。

少しして、私は若い宣教師夫人が、彼女のスーツケースを荷ほどきしていないことに気づきました。
文字通りにも比ゆ的にも、現地でのこれまで2年間の働きの間、彼女の大きなスーツケースの一つは、到着した時と同じ部屋の隅に置かれ、そのまま使われていたのでした。

彼女が現地になじめていないのは明白でした。
その半開きのスーツケースが全てを語っていました。
「母国に帰りたい!」と。

1年後、彼らは帰国しました。



神様は今、あなたをどこに置かれているでしょうか。
あなたはスーツケースの中身を出していますか?
ぜひ、そうしてください。

神様の召しに従うと決心したのなら、腰を落ち着けてとどまりつつ、同時にいつでもそこを去り、神が導かれる場所ならどこにでも行くという覚悟をしていますか。

私は自分の人生の旅路を通して、与えられた状況のうちに可能性を見出すまでは「家に帰らない」ということを学びました。
ちょうど、荷物をほどいて生涯腰をすえるかのように、その状況に向き合うということです。

時には調整が必要です。
また、別の時には荷物をほどいて「部屋づくり」をすると約束しても、うまくいかないことがあります。

しかし、最初にスーツケースの荷ほどきをすると決心した上で物事がうまくいかないとわかったとい
うのなら、神様は私が全てをささげたことを知っていてくださいます。
そこには平安があります!


ピリピ2章を読むと、聖書にどのような実例があるかを学ぶことができます。
主イエスは、私たちのためにご自身のスーツケースを開けてくださいました。
最初はベツレヘムで、それからナザレ、ガリラヤ、そしてエルサレムで。

私もイエス様の姿にならいたいと思わされます。

(続く)




Jill Briscoe(ジル・ブリスコー)はJust Between Usのエグゼクティブエディター。世界的で用いられ、40冊以上の著書もある。彼女と夫のステュアートはエルムブルック教会の名誉巡回伝道者として働いている。ウィスコンシン州ミルウォーキー郊外在住。


Just Between Us 誌 2014 冬号より    Copyright 2015 Jill Briscoe . Translated from Just Between Us, 777 S. Barker Road, Brookfield, WI 53045

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