Jill Briscoe
ジル・ブリスコー
「イエス様が一番、そうすれば他のこともうまくいく」
もし神様があなたに、何を、いつしてほしいと願っておられるかを理解したなら、すべてのことが整理されてきます。
私の友人の一人は「イエス様を第一にしたら、次に何がくるかわかりますよ」とよく言います。
その通りです。
しかし、そうした満ち足りたライフスタイルの中でも、ストレスはやはりあります。
ほとんどのストレスは、あなたのしていることを批判されることからやってきます。
宣教師として14年、牧師夫人として21年の生活を振り返ると、周りのクリスチャンからの批判は、私にとって最も辛かった(現在でも辛い)です。
神様を第一にしてせっかく得られた良い結果にもかかわらず、そうした反対意見の中での生活はあなたを疲弊させるのです。
批判を受けながら過ごすのは容易ではありません。
それは教会内での反対意見であったり、家族内での反対であったりします。
イエス様もその両方を経験されました。
私は、子どもが18歳、16歳、14歳だった時のことを思い出します。
夏の間、18歳のデーブはアルバイト、16歳のジュディは友達のところに泊まっていました。
夫のステュアートと私は宣教旅行で南アフリカに行く予定でした。
一番下のペートは、その間実家のあるイングランドに行くのがよいと、私たち夫婦は考えました。
そこまで私が連れていって祖母と会い、それから南アフリカで夫と合流する予定でした。
私はいつも異なる5つの方向へ自分が引っ張られているように感じていました。
特にその夏は。
このように思ったのを覚えています。
「いったい、誰のために時間を使えばよいのだろうか。
子どもたちか、夫か、自分自身か。一番はどれだろう。
夫の留守中、教会で奉仕をするのがよいのか。
そうそう、私の母はどうだろう。
何千キロも離れているし、あまり体調もよくない。」
私は、神様が何を第一にするように言われているのかを知ろうとしました。
祈りを重ね、夫と共に宣教旅行に行くのがよいという結論に至りました。
そこで、イングランドに立ち寄り、母としばらく会い、そこにペートを残して南アフリカに行くことにしました。
母とペートと私とで、2,3日の素晴らしい時間を過ごしました。
ところが、南アフリカに出発する日の前夜、ペートが部屋に来てベッドに座り、泣きだしました。
そうして「お母さん、行かないでちょうだい」と言いました。
まあ、どうしましょう!
(続く)
Just Between Us 誌 2015 秋号より Copyright 2015 Jll Briscoe. Translated from Just Between Us, 777 S. Barker Road, Brookfield, WI 53045
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